スピリチュアルな人間が犯しやすい失敗

これは、私の経験した失敗でもある。
 
 
スピリチュアルな人が、間違いを犯しやすい問題がある。
 
 
 
それは、自分だけが特別な存在で、自分が体験した事こそ真実であり、自分の価値観とは違う体験を持つものと対立し、他の考え方は一切認めようとしない。
 
 
真面目なだけに、自分が見て、自分が体験したこそ真実であると強い確信を持ってしまう。
 
 
真面目なだけに、中々、その信念を曲げられない。
 
 
 
真面目なだけに、違う価値観を受け入れられなくなる。
 
 
 
 
悲しい事に、この様なタイプは、自分の価値観が正しい、真実であると疑わないので、とかく、自分の価値観を強調し他人に押し付けてくる。
 
 
 
 
これは、宗門宗派といった宗教に多くみられる現象である。
 
 
 
本来、古神道は、布教など全くしない。おそらく、皆さんも余りみたことがないと思う。
 
 
 
しかし、古神道をかたる、新たな新興宗教団体は、信者獲得の為に、積極的に布教をする場合がたまにある。
 
 
 
 
布教する事が悪い訳ではない。
 
 
 
 
問題は、聞く耳を持たない、全く関心を持っていない者に対して、一方的に、自分の価値観を押し付けようとしないという事です。
 
 
 
 
 
真面目な方ほど、自分が真面目に信じているだけに、自分の価値観を他人に押し付け、違う価値観の意見を否定する。
 
 
 
 
自分が体験し、感じた事も、所詮、一つの解釈でしかないと、常に自覚する必要がある。
 
 
 
 
その上で、調和を考えたいものである。
 
 
 
 
他人を批判さえしなければ、それは可能な事である。
 
 
 
 
自分を知り理解しようと努力をし、他人を理解しようと努力する優しさが必要だと思う。
 
 
 
 
人生は己修道である。
 

己修道

宇宙意志を理解し、宇宙の法則を学び、己の魂、人間性を神に近づける事を目的とし、己の人生を通して修道していく事を目的とする。世の為人の為に己が何が出来るのかを謙虚に追求し己の魂の向上と天命を全うする。

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